浪費の末にアコムに助けられた

 

 

初めての消費者金融会社の利用がアコムでした。なぜアコムなのか、やはりそれはアコムという会社の知名度からでした。

 

色々な場所でアコムの宣伝を見ていた私は、いつかお金が無くなったらアコムで借り入れようと秘かに思っていたものでした。私が消費者金融を利用するに至る程お金が無くなってしまった理由は、一番が遊興費、物品の購入のためでした。

 

私は金遣いがとても荒く、周囲の人々に注意をされる程でしたが、お金が無くなるという実感も沸かず、荒い金遣いを続けてお金が尽きてしまうといった想像もできない程に頭が足りませんでした。

 

別に大して欲しくは無い物でも、琴線に触れたらすぐに購入をし、少しでも好きなシリーズの商品があるとシリーズ全部を買い揃え、しかもその関連商品も隈なく購入をしてしまうのです。

 

当然のようにお金が尽きてしまい、それでも私はどうにかなるだろうと余裕でした。まるでお金が天から降ってくる、とでも考えていたのでしょう。今まで買った品物の山を売れば少しはお金になりそうですが、保存状態がとても悪く、ゴミが付着しておりそれを綺麗に除去するのも面倒なので、ゴミの山に埋もれながらも売る事はせずに捨てました。

 

ついに食べる物すら購入できなくなる程の貧困となりましたが、私はアコムの存在を覚えていたので焦りませんでした。お金が無くなってもアコムで借りて補えば良いだけなのです。

 

駅前のアコムのお店に入り、受付の人に言われるがままに申し込み欄に記入をしてたったの30分程でお金がぽん、と手に入りました。こんなに簡単にお金が得られるのかあ、と私は感動をしつつ、アコムに感謝をしました。

 

今は節約を頑張っていますが、あの時にアコムが無ければ路頭をさ迷っていました。